ワクワクするような理想の働き方を具体的にイメージする

success-step 理想の働き方へのキャリアステップ

はじめに、自分が理想とする働き方がどのようなものなのかを、何となくでもイメージしてみましょう。

ポイントは、とことん楽しく行うことです。自分が想像できることは、何でも実現できます。「こんなことは自分には無理かもしれない」というような自分に課す制限は捨てて、まずは自分が実現したいことをとことん詰め込んだ理想像を描きましょう。

どのような働き方を求めていますか?

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初めに考えるのは、自分の理想の働き方です。自分が求める働き方を、できるだけ細かく書き出しましょう。
もう一度お伝えしますが、ここで大切なのは、その働き方ができるかどうかではありません。やりたいかどうかです。こんな魔法みたいなスキルは手にできそうもないなどと考えずに、欲張りましょう。

  • 年収は、いくらぐらいをお望みでしょうか?
    100万円、日本の平均年収、800万円、1,000万円、2,000万円・・・。
    安定していくら稼ぎたいか。数年だけで一気に稼ぎたいか。
    あなたが望む年収はいくらでしょうか?
  • 就業条件は、どのようなものをお望みでしょうか?
    在宅勤務が必須ですか。週に何日、何時間働きますか。残業は何時間ぐらいが望ましいですか・・・。
    ほかにも条件はあると思います。譲れないもの、あった方がいいものなど優先順位もあるでしょう。
  • 雇用形態や役職は、どうですか?
    会社員、フリーランス、派遣。部長や課長といった役職・・・。
    仕事はどうやって見つけますか。会社で指示された仕事、自分の人脈で得る、案件紹介サイトで探す・・・。
    仕事に応募する側になりたいですか、仕事をお願いされる側になりたいですか。
  • 仕事内容は、いかがでしょうか?
    どういうシステムの開発に携わりたいですか。業界やBtoC、企業規模など様々な条件があると思います。自分が楽しめそうなものを選んでみましょう。
  • 職場の同僚との関係性は、どのような形を求めますか?
    雰囲気の良い職場ですか。チャレンジが奨励される環境ですか。

ほかにも条件はあると思います。出来るだけ細かく出していきましょう。
このような条件があるわけないなど思わず、まずはすべてを書き出すことです。

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理想の働き方を、さらに明確にする

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たくさん条件を出してから、自分の理想をより明確にしていきます。
このステップは、自分がワクワクする働き方を見つけるためには欠かせません。

  • その働き方は、現実的ですか?
    たとえば、週1日だけ仕事をする。ぼーっとしているだけ。でも年収で2,000万円ほしい。
    この働き方は現実的と言えますか? 報酬は、価値を生み出すことによって生まれます。このバランスを取れているかを確認しましょう。
  • 優先順位を明確にする
    書き出した条件の中には、どうしても譲れない条件とあったら良いかもの条件があると思います。
    自分にとって何が大切なのか、どこまでは許容できるのかをリストアップしましょう。
  • 仕事以外の条件も満たせるかどうかを確認する
    理想の働き方として条件を書き出していると、家族関係や人生全体の計画などほかのことが疎かになりがちです。いくら仕事で満足していたとしても、家に帰って家族の誰からも相手にされずに一人では、人生全体として理想的とは言えません。自分が求めているものをすべて満たせているかを確認しましょう。

理想がはっきりすれば、その働き方をしている自分を想像したときにとてもワクワクすることでしょう。早くこの自分になりたいと思えてきます。
このぐらい理想を実現したいという気持ちが強くなれば、次のステップです。

どのような能力、スキルが必要ですか?

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最後に考えることは、自分の理想を実現するためには、自分にどのような能力・スキルが必要かということです。

Aさんの場合
  • SIerの会社で働く
  • 一担当者としてプロジェクトに参画する
  • 年収400万円あれば十分
  • 職場の雰囲気は厳しくない方がいい
  • 残業をせずに家に帰ってゆっくりしたい
Bさんの場合
  • フリーランスとして働く
  • 大規模プロジェクトのPMになる
  • 年収1,000万円以上ほしい
  • 職場の雰囲気は互いに切磋琢磨し、チームとして大きな目標の達成のために働きたい
  • 残業も月に40時間までなら問題ない

Aさんであれば、SIerに就職すれば理想の働き方は達成です。スキルも能力もほとんど必要ありません。首を切られないように、それなりの働き方をしていれば十分でしょう。

Bさんであれば、多くのスキルや能力が必要になります。プログラミングだけでなく、PMやチームビルディングにもかかわるでしょう。

当然ですが、あなたが仕事に対して求めることが多ければ多いほど、必要となる努力も多くなります。そして、仕事から得られる充実感や年収も多くなります。これは、IT業界に限らずすべての業界でいえることです。より大きな価値を提供できる人になれば、より大きな役割を担えるようになり、責任も同じく大きくなります。

ちなみに、私の理想の働き方はBさんに近いものです。世の中に対してより大きなインパクトを与えたいと思っているからこそ、そうなれるために日々スキルや能力を高めています。

まとめ

キャリアを考えるとき、多くの人は逆の順番で考えます。つまり、自分のスキルを前提として、自分にできそうな働き方や仕事を選んでしまいます。そして、このまま働くと何年後にはこのぐらいの立場になり、年収になり・・・と、今を基準に考えます。
これが、いつまで経っても理想の働き方を実現できない大きな原因です。

もちろんです。あなたがここで書き出した理想の働き方をもう一度見つめ直してみてください。その働き方は、今の延長線上にありますか?
ほとんどの方は違うでしょう。今は会社員だけれどもフリーランスになりたい。今の会社では得られないような年収を求めている。こういう方が多いと思います。

理想の働き方を実現する人は、多くの人とは違い、この記事の順番で考えます。
まず自分の理想を定義し、その働き方を実現できる自分になっていきます。だから、最終的に求める仕事を手に入れ、自分の好きな条件で仕事をできるようになります。

必要であれば、会社を変えます。家に帰ってからも学び続けます。仕事中も、自分の力を高めるために常にチャレンジしています。
この積み重ねが、人より早いスキルアップにつながり、社内やプロジェクトでも一目置かれる存在となってさらに大きな役割を得られるようになり、理想の働き方の実現につながります。

今回描いた、あなたの理想の働き方は、そのための大切なファーストステップです。そのワクワク感を持ち続けましょう。毎日理想の働き方を思い描いては、達成した自分をイメージしてワクワクしましょう。このワクワク感が、あなたの日々の時間の使い方を決めてくれることでしょう。

それでは、あなたの理想を実現するために、まずは高速プログラマーになる道から見つけていきましょう。

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