SEをしているというと、よく言うと頭が良いと言われることが多いです。
しかし、友達と会話をしていて少し強めの発言をすると、「SEだからすぐそうやって、効率とか問題解決とかし始めて、相手の気持ちも考えない」と言われてしまいます笑
私としてはそのようなつもりはないのですが、SEと言うと論理的で感情的にならず、淡々と話すと思われがちです。では、実際活躍しているSEはどうなのでしょうか?
なぜ、無感情と思われるのか
そもそも、どうしてSEは感情的にならないと思われるのでしょうか。
これには明らかにひとつの理由があります。
パソコンを相手に会話する仕事だから
これが大きな理由です。パソコンは何よりも論理的です。「ちょっとやる気出ないから再起動します」とか言うパソコンはありませんよね。
そのパソコンを使いこなせる人は、感情的にはならないと思われても仕方がないというのが正直なところです。プログラムを書いていてエラーになったときに発狂したりパソコンを怒ったりする人はいませんよね。それが黙々と仕事をするイメージにつながり、無感情にまでつながっているのではないかと思っています。
実際の職場では、どうなのか
実際、SEは無感情かと言うと、無感情な人が3-4割ぐらいいるというイメージです。あながち、イメージは間違っていません。営業よりは圧倒的に無感情さんが多いです。
SEになりたいと思っているのであれば、相手のリアクションがとても薄くて「聞いていましたか?」と言いたくなることが良くあるということは、覚えておいてください。
しかし、活躍しているSEはかなり感情的です。プログラムが動いたら子どものように喜び、ジョークを好み、ひたすら雑談して笑っています。雑談ばかりでうるさいと言われるぐらいです。上手くいかないと少し不機嫌になりますし、チームメンバーの相談事にもとても親身に寄り添って乗ってくれます。
これぐらい、人間的にも魅力がある人ばかりです。それでも仕事もササっと終わっています。話さずに黙々と仕事をすればもっと早く終わるのかもしれませんが、活躍しているSEは意図があって話をしています。
作っているものはシステムですが、それを作っているのは人だからです。チームで仕事をするのが前提のSE業界において、人と一緒に仕事ができなければ活躍できません。いくらコーディング速度が速くても1人分で出せる速度には限界があります。チームを動かせる人の方が全体として生産性が大きくなるということです。
イメージ通りに進むもよし。イメージを外れるもよし。自分の進みたい姿を選んでいきましょう。